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作者 webumaster
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2009/01/30 金曜日 13:01:55 JST |
企業の地下水保全の取り組みについて学ぼう!
平成20年11月4日(火)10:30~12:00
サントリー株式会社九州熊本工場 見学
前回の授業では熊本の地下水について学習しましたが、今日は、その地下水を利用して企業活動を行うサントリー株式会社九州熊本工場を訪ねました。

まず、見学が始まる前にいくつかの資料が配布されました。簡単なスケジュール紹介の後、工場内の見学が始まりました。
この工場の見学コースは、主にビールができるまでの製造工程を通して、工場内の環境保全の取り組みを見学することができます。飲酒ができないので、子ども
たちもなかなかピンとこない説明もあったかもしれませんが、商品を製造する過程で、環境に配慮した取り組みの工夫があちこちにみられました。それらの取り
組みについては、配布された資料内に分かりやすくクイズ形式でまとめてあり、コース案内役の方が見学個所に対応したクイズを子どもたちへ投げかけていきま
す。「麦汁(ばくじゅう)をつくったあとの麦のからはどうしているでしょう?」「タンクやビール瓶を洗ったあとの水はどうするでしょう?」といったリサイ
クルシステムに関するクイズにも、子どもたちは興味津々でした。

見学コースの終盤、環境保全と環境負荷の低減に関する取り組みのパネルが設置されたコーナーで、より詳しい説明が行われました。雨水の利用や省エネなど、規模やシステムは違っても、学校内の活動に参考になりそうな取り組みばかりでした。
次に、セミナールームで、加藤工場長に環境保全の取り組みのお話しを伺いました。工場が立地している熊本県上益城郡嘉島町は、非常に地下水に恵まれた地域であること(「平成の名水百選」参照)、その大切な地下水の取水量を過去5年間で大幅に削減できていること、良質な地下水を育んでくれる近隣の森林を健全に保つため、間伐作業を従業員とともにおこなっていることなどが紹介されました。また、次世代を担う子どもたちのために「森と水の学校」の開校をとおして、環境教育に取り組んでいることについても紹介がありました。

工場長のお話しを伺った後は、質問タイム。子どもたちは、前回の授業で配布された「節水チャレンジシート」をもとに、日常生活で節水に取り組んでいるはず
なので、節水に関する質問も出るかな?と少し期待していました。しかし、今回は残念ながら環境保全の取り組みに関連した質問は出ませんでした・・・。
企業の取り組みについて学習して、5年1組のみなさんはどう思いましたか?次回は、みなさんの節水の取り組みを発表する番ですよ!準備はいいですか?
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作者 webumaster
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2009/01/25 日曜日 17:05:25 JST |
くまもとの水のひみつを知ろう! 水の飲み比べをしよう!
平成20年10月28日(火)10:50~11:40
授業者 熊本市水保全課 多々野主任主事、藤本主任技師

前回の篠原先生の授業から約2週間後、今度は熊本市水保全課の多々野さんと藤本さんに、「くまもとの水」や節水について伺いました。
熊本は世界的に見ても非常に豊富で良質な地下水に恵まれた地域と言われています。まず、その良質な地下水ができるまでの過程について学習しました。くまもとウォーターライフ参照)
その後、くまもとの水を含む、硬度が異なる4種類の水の飲み比べが行われました。1つ1つの水を飲みながら、子どもたちは「薬の味がする」「少し苦い」と
口々に感想を言い合い、中には「スイカの味がする」といった感想も出ました。4種すべてを飲み終わった後、「1番美味しかった水は?」と尋ねられ、子ども
たちの意見は分かれましたが、それでも4番目に飲んだ「くまもとの水」に手が多く挙がりました。くまもとの水は蛇口をひねれば出てきますが、それ以外の3
種類はすべて海外の水で、お店で購入しないと飲めないミネラルウォーターでした。蛇口から美味しい地下水(ミネラルウォーター)が出てくる環境。本当に恵まれています。

しかし、第1回目の授業で触れられたとおり、熊本の地下水は今さまざまな問題を抱えています。昔と比べ、工業用や農業用として汲み上げられている地下水量
は、技術の向上や耕地面積の縮小に伴い減少しましたが、生活用水として利用する量は横ばいです。他県と比較しても、熊本では1日に1人あたりが利用する水
の量が多いと言われています。重要なかん養域である白川中流域では、企業やNPOとのパートナーシップによる地下水保全に向けた活動も行われていますが、やはり普段の生活の中での節水は非常に重要な取り組みになります。
そこで、子どもたち1人1人に、家庭や学校生活で節水に取り組んでもらおうと、節水チャレンジシートが配布されました。約3週間の間、自分が出来そうだな
と思う節水活動を記入し、実践してみるためのものです。早速、それぞれのシートに具体的な節水の取り組み内容が書き込まれていきました。実践した取り組み
は、11月17日の授業で報告することが決まりました。

授業を終えて、子どもたちからは、「熊本は、他の地域に比べて水を使う量が多いのが分かった。水を大切に使っている福岡県を見習いたい」「地下水が地下を進む速度が非常にゆっくりであることが分かった」「他の国の水が飲めて楽しかった」といった感想が寄せられました。
3回の授業を終えて、少しずつ水への理解が深まっているようです。学習で得たものを実践につなげるためにも、3週間の間、節水に積極的に取り組んで欲しいと思います。
次回は、サントリー株式会社九州熊本工場の見学を通して、企業の地下水保全の取り組みについて学びます。
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作者 webumaster
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2009/01/25 日曜日 16:54:42 JST |
世界の水事情について知ろう!
平成20年10月15日(水)10:50~11:40
授業者 熊本県立大学 環境共生学部 教授 篠原 亮太 氏

昨日の学習をふまえ、今日は「世界の水事情」について熊本県立大学の篠原教授に次のようなお話を伺いました。
『「水」と聞いてみなさんが連想するのは、「心地よい水」「命の水」といったイメージでしょう。しかし、世界には、「役に立たない水」「害を与える水」が
存在するのも事実です。日本のように水道が普及していないアフリカのある地域では、みなさんとさほど年齢が変わらない子どもたちが、生活に必要な水を遠く
離れた川から汲みます。水汲みは、一日のうちでとても大事な仕事です。日本ではそのような光景は目にしないでしょう。日本は非常に水に恵まれた国で、降水
量も豊富です。一方で、食料自給率が低いため、海外から食料を大量に輸入しており、それらの食料の生産に要する膨大な量の水(仮想水)も間接的に消費して
いることになります。幸い、熊本は農業県であり、また、環境省が選定する「平成の名水百選」に
も4ヶ所が選ばれています。ミネラルウォーターをお店で買ったことがある人もいると思いますが、熊本地域では、蛇口をひねれば非常に良質で美味しい水が出
ます。熊本は、正真正銘「水の都」なのです。その「水の都」である熊本にも、危機が訪れていることは、昨日みなさんが学習したとおりです。
日本以外の国をみてみると、例えばインドネシアでは、かつて400年以上前のジャカルタでは、市内を流れる河川の水もそのまま飲むことができたそうです。
しかし、ひとたび川がゴミで埋め尽くされてしまうと、住民の間で「川は汚れているもの」という意識が根付いてしましました。このままではいけないと、ラジ
オや漫画、演劇をとおして河川環境改善のための啓発活動が繰り広げられ、住民が一丸となってゴミ拾いをしました。川はみるみるうちに元の姿を現し、現在も
住民の努力によりそのきれいな姿のまま保たれています。私は水質問題の専門家としてアジアへ何度も足を運んできましたが、ベトナムのハノイ、中国、台湾、
インドなどでも同じような光景を目にしたことがあります。ですが、これはアジアに限った問題ではなく、環境問題に非常に熱心だと言われているヨーロッパで
も水質問題を抱えている国があります。
このように、「環境を守りたい!と思わなければ、環境は守れない」ということを、さまざまな国の視察を通
して痛感しました。これは、日本においても同じだと思います。九州の北の方に位置する北九州市では、戦後の経済発展とともに自然環境は悪化の一途をたどり
ました。しかし、下水道を整備するなど河川環境の改善に努め、今では心地よい水環境を地域住民だけでなく、市内を訪れる人々に提供しています。
是非みなさんも「環境を守りたい!」という気持ちをいつまでも持ち続けてください。』
先生のお話を伺い、子どもたちからは「世界の水事情について知ることができた」「仮想水(バーチャルウォーター)の話は驚いた」といった感想が寄せられました。
今日は視野を広げるために世界の水事情について学びましたが、普段当たり前のように使っている水がとても貴重なものであることに子どもたちは改めて気付かされたようでした。
篠原教授のもとで勉強する学生さんたちは、東南アジアへ水やごみ問題の視察研修に行かれることもあるそうです。現場を前に得るものは非常に大きいと思いま
す。今回は、スライドを使った教室内の授業でしたが、学校付近の河川環境を見学しながら、身近な水環境に思いを巡らせる学習もいいのではと思いました。
次回は、子どもたちの日常を視点にした「くまもとの水」、節水の話を熊本市水保全課の方に伺います。
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作者 webumaster
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2009/01/25 日曜日 16:44:58 JST |
新聞をとおして身近な環境問題について知ろう!
平成20年10月14日(火)14:10~14:55
授業者 5年1組 担任

銭塘小学校での環境教育がいよいよ始まりました。今回のプログラムでは「水」について学習し、未来のために水を大切にする活動を5年生がおこないます。これらの活動は、新聞というメディアをとおして、学校での環境教育について地域へ発信される予定です。
学習の初日となった今日は、「環境問題と聞いて連想するものは?」という連想ゲームから始まりました。連想するものを1人1~2枚程度紙に書いていきます。それぞれの紙は黒板に貼られ、同じ内容ごとにまとめられました。
特に多かった内容は、「川が汚れている」、「川や海にごみが捨ててある」など川や海に関連する事柄でした。以前、子どもたちが学校近隣の川を掃除した際、
とても多くのごみを拾ったことがあるそうです。実体験にもとづく感想が次々に出てきました。その他、生物の絶滅や外来生物問題といった生態系の変化、地球
温暖化、排気ガスの問題、森林伐採というキーワードが出されました。一口に環境問題といっても、非常に多くの問題が地球上で起こっていることに子どもたち
は気付いたようでした。
次に、これまで子どもたちがスクラップしてきた環境問題を扱った新聞記事が配布されました。配布された記事を読
み、何について書かれた内容かを判断し、キーワードやタイトルを紙に書いていきました。それらを黒板に貼り出してみると、実際に環境問題について書かれた
ものと環境問題解決のための活動について書かれたものがあることがわかりました。そして、環境問題は子どもたちが住む熊本市でも起きていることがわかりま
した。中でも、熊本市民が飲料水としても利用している地下水が、さまざまな問題を抱えている記事が目立ちました。地下水が減ったらどうなるか、水について
どういったことを学習したいかについて思いを巡らせ、紙に書きとめました。
授業を終えて、「こんなに地球に環境問題が起こっていることにびっく
りした」「1学期は湧水について勉強していたが、熊本市でも水の問題があることを初めて知った」といった感想が寄せられました。子どもたちの中で「環境問
題は身近なところでも起きている」という気持ちが芽生えたようでした。
環境問題は、自分と遠いところで起こっているものではありません。本事業をとおして、環境問題が日々の暮らしと非常に密接に関連していることを常に意識し、クラス全員が自発的に環境保全活動を行ってくれるようになることを期待したいと思います。
次回は、世界の水事情について、熊本県立大学の篠原教授にお話を伺います。
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作者 webumaster
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2009/01/24 土曜日 18:54:57 JST |
環境省 21世紀環境教育AAAプラン
「地方メディアとの連携における地域の環境教育推進事業」
(平成17年度NGO/NPO・企業の環境政策提言 優秀提言)
担当新聞社 熊本日日新聞社
対 象 校 熊本市立銭塘小学校
実 施 期 間 平成20年10月14日(火)~年度末
実施場所等 熊本市立銭塘小学校(5年1組 21名)
サントリー株式会社九州熊本工場見学 ほか
対 象 時 間 総合的な学習の時間
※協 力 熊本市水保全課
1.事業目的
教育現場、行政、NPO、メディアなどの協働により、地方新聞を活用した「環境教育・学習プログラム」を推進し、その学習成果を新聞紙上に掲載すること
で、学校教育現場のみならず、地域の民間企業を含め、全国民の「エコ・リテラシー能力」を高める国民啓発のための事業を推進し、環境行動を喚起させるムー
ブメントを創出する。
2.銭塘小学校の取り組み
「水」についての環境学習をとおして、地域の水環境保全に向けた動機付けを行う。特に身近な水の使い方や量について調べ学習することで、節水についての認識を深め、節水の工夫を身につける。学習過程ならびに活動成果を、メディアをとおして全校、地域へと発信する。
具体的な学習事項
(1) 身近な環境問題、特に水環境問題に関心を向ける。
(2) 水環境問題に関し、調べ学習を行う。
(3) 調べたことをまとめ、共有する。
(4) 新たな課題を見つけ、実践していく。
(5) 学習発表会ならびにメディアをとおして活動成果を発信する。
EPO九州スタッフによる授業見学レポート
・新聞をとおして身近な環境問題について知ろう!
・世界の水事情について知ろう!
・くまもとの水のひみつを知ろう! 水の飲み比べをしよう!
・企業の地下水保全の取り組みについて学ぼう!
・チャレンジした節水活動について発表しよう!
・銭塘小学校にこにこ発表会で学習成果を発表しよう!
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