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繋げよう九州!広げようEPOの輪! インタビュー 濱砂 清さん メール
作者 epokweb   
2010/12/21 火曜日 19:30:16 JST

 

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今回インタビューさせていただいたのは、福岡市コミュニティビジネス

販路拡大支援センター センター長の濱砂 清さんです。

「継続・持続可能なよのなか暮らしに向けて、ソーシャルビジネスを

どう九州独自のものにするか」と題し、九州や地域に対する濱砂さんの

思いや考え方、九州におけるこれからのコミュニティビジネスについて

たっぷりとお話ししていただきました。

 

 

 

 

インタビュー  濱砂 清 さん

      (福岡市コミュニティビジネス販路拡大支援センターセンター長、

        株式会社フラウ 専務取締役、共感動暮らし経済研究所)

 

 

○宮崎・川南町と福岡市 

私は、宮崎県川南町出身なんです。今年口蹄疫の被害を受けた激震地ですが、

川もあれば、海も山もある自然豊かなところで、温かな人々に囲まれて育ちました。

その後熊本市、そして福岡市へ出てきましたが、その田舎の町と九州の大都会である

福岡の人々の暮らしは、まったく違うんですよね。それは小・中・高で勉強してきた

内容から、自分が人や土地に受けている影響まで細部にわたり異なります。

福岡に出てくるまでは、川南で教わったこと、五感で感じた常識が正解と思っていましたが、

住み始めると、福岡での常識が正解になってしまい、川南での暮らしは一体なんだった

んだろうと思うようになりました。


 

それでも、生まれ育った土地をよく知り、その土地や地域の人に愛着があれば、

よそに行っても、少なくともお盆かお正月には帰ります。何かあれば恩返しをしたい。

今回も二度ほど現地に帰り、この目で見て回りました。そして出来る支援に動いています。

しかし、ふるさとに愛着が無くなってしまい、地域の人が生まれ暮らしてきた知恵や

素晴らしい伝統が受け継がれないまま次代に繋がってないことは、日本全国で

多くの場所での課題である様に感じています。

 

 

○自分達の住む地域の基準は自分達で

日本の 場合は、経済成長の元で、急劇に工業化に向かっていく中で、

家族がばらばらに時間を使い、農耕が失われていきました。確かに物が豊かな生活に

なりましたが、その負の影響が、家族を中心とした地域のコミュニティや食や農、

そして子どもの分野の負として出てきていると思います。

農耕的なものを捨ててしまい、 生産せず、消費するばかりになってしまったため、

都市部にどんどん人が増え、地域に人が戻らなくなってしまい、

町も人も育たない状況になっています。若い人でも、離島や中山間地に帰ってくるのは、

役場などの行政の職に就ける人間だけなんです。

他の人は、卒業しても就職先がないから、帰って来ることができな いのです。

しかし、ないと決め付けるのではなく、芯ある“仕事を創る”暮らしをつくることも重要です。

今後そういった地域を、持続可能な社会にするために は、自分の地域のキャパシティと

生活レベルをある程度決めてしまうことが必要だと思います。若い人が憧れる東京や

福岡で暮らす時の水準を目指すのではな く、自分達が住んでいる地域の基準を自分達で

決めてしまえばいいのです。

そして、その地域にあった産業を創り暮らしていくことを考えること。

また、地域に あるいいところ誇れることを再発見し、自分達でどういう地域を継続・

向上されていくかを考えることが必要であり、それが今のソーシャルビジネス、

コミュニ ティビジネス、グリーンビジネスに繋がっていると思います。

 

 

○九州における、これらのソーシャルビジネス・コミュニティビジネス

元々、 ソーシャルビジネス、コミュニティビジネスは、地域の課題をビジネス手法で

解決をすることですが、課題解決だけを目標にしていると、解決したら終わってし まいます。

それが日本の風潮です。すでに私たちの国では人口減少(生産性減少)が始まりました。

これからは、地域全体で、今の暮らしのレベルをどのように して“よりよくするか”

(共感動暮らし経済)という方向に、早く切り替えなければならないと思います。

そのためには、核となる地域コーディネーターが必要 です。将来の夢を語り、

情報編集力を持ち、地域がどういう方向に向かっていけばいいのか、舵を取る人間のことです。

そのような人に求められるのは、行政で も、民間企業でも先生でも所属は問いませんが、

世の中のあらゆる分野について、勉強しており人脈を持っていること。

地域の歴史・文化を知り、ここを何とか したいんだという熱意と郷土愛を持っていること。

朗らかでいて、人間味もあり競争心を持っていることだと思います。

また、行政・企業など、それぞれの役目 を理解し、コーディネートできることも必要です。

これからは行政と民間が、地域のためにもっと融合して事業やサービスを一緒にやっていけばいいんですよ。

小さな町がNPO・まちづくり会社を作ったりしていることもその流れの一つだと感じています。

 

私達 は、地域で暮らしていかないといけないし、九州ならではのことを考えないといけない。

だからと言って、九州が一つにまとまるかというと難しい。だから地域 毎で、

自分達が住んでいるところをこれからどうするか、真面目に議論をして、繋がりそうなところが

あれば、組めばいいと思います。それは九州の場所(地) を活かして、見えない線を越えて、

まず日本各地や上海でもシンガポールでも、釜山でもいいわけで、その選択肢を含めて僕らには

チャンスがあると思います。 とにかく軸足を九州に置いて、暮らしをビジネス化することが

とても大事なところです。

 

 

インタビューを終えて

  ソーシャルビジネス、コミュニティビジネス、町づくり・・・など、

様々な言葉で表現される濱砂さんの事業ですが、その根底にあるのは、

九州の各地域の人々が、自分たちで暮らしを「よりよく」していく社会に

したい、そしてそれを次世代へ繋げていきたい!というシンプルな

強い思いではないでしょうか。

多岐にわたる濱砂さんの活動から、九州の元気な「地域」が見えてきます。

下記のサイトを是非チェックしてみてください!

 

                    EPO九州    林 秀美

 

【人々が集い、感動できる豊かな地域社会を子ども達に残したい!】

 

福岡市コミュニティビジネス販路拡大支援センター(コミット)

http://www.cb-commit.com/

 

株式会社 フラウ 主婦生活総合研究所、共感動暮らし経済研究所

http://www.frau-net.com/

 

一般社団法人SINKa

http://www.sinkweb.net/

 

九州ソーシャルビジネス促進協議会(sofi

http://www.sofi.jp/

 

 
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